一人映画を趣味として考える
2019/11/20
誰かに「趣味はなんですか?」と
聞かれたら
多くのかたがパッと頭に浮かぶのは
音楽鑑賞
もしくは
映画鑑賞
というのが無難な解答なような気がするが
正直、最近の音楽には興味がないし
(アニソンは知ってるが)
中学・高校生時代に洋楽かぶれ
だったぐらいで
オッサンとなった今ではホント音楽とは
縁遠くなった気がする
では
もうひとつの映画のほうだが
Amazonプライムなどで気がむいたときに
観るぐらいなので趣味だとは言いにくい
仮にまめに観ていたとしても
誰かに趣味として映画鑑賞だとは言いにくい
例えばDVDのレンタルや配信などで
ボヘミアンラプソディーを観たとしても
ごくごく普通のことですしハッキリ趣味だとは言えないよな
だがしかし
同じボヘミアンラプソディーも
一人で映画館で観たと他人に言うと
きっとこんな言葉が返ってきそう
「映画お好きなんですね」
はて
これには
どういう意味があるのか
そもそも映画たるもの友達や恋人や家族と観るものだと
世間の人は思っているのだろうか
かくいう僕も子供の頃は家族と観に行き
年頃になるとデートとして観に行き
結婚して子供が産まれるとドラえもんを
観に行ったものだが
そんな僕に3年前の夏の日に事件がおこるのでした
映画ファンというよりアニメファンの僕は
あの歴史に残る大ヒットアニメ君の名は。を
家族で観に行こうと誘ってみると
驚くほどに鬼嫁に拒否られ
それ以降夫婦仲がギクシャクするキッカケになったぐらい(笑)
でもどうしても観たかったので
僕が選んだ行動は人生初の一人映画でした
単純に君の名は。の作品が
良かったのもあったので
大満足して帰ったのが昨日のように思いだします
昨日といえば
3年ぶりに一人映画に行くことに
そうです同じ新海誠監督作品の
天気の子です
大満足だったのでした
ですが
その満足感の中には作品以外にもあるのではと
気付くことに
僕が予約でとった席は
前から4列目のど真ん中
僕と同じ列や前の列すべてに
誰も座っていませんでした
そうです大画面を一人占めしたのです
1800円の料金としては最高の体験だったのです
これからは作品が良い物を選ぶのは当然ですが
公開終了まぎわなどを狙い
静かな環境で観る
僕にとって
一人映画は立派な趣味になりえるような
予感がしてます